長山香奈

        

青鷗さんのEPは元々楽しみだったのですが、長山香奈に感銘を受けて本格的に曲作りを始められたという激エモいエピソードを聞いてから、さらに楽しみにしていました。

Bad End盤とTrue End盤の2枚がリリースされましたが、ブックレットの内容と最後の曲以外は同じ内容です。悪い夢から、本当の終わりへ、なんていうポエムも言いたくなります。私は二次元の作品・女の子がモチーフにされている曲が大好きです。だって、そこには愛しかないと思う。作者さんが好きな作品をモチーフにした曲とか素敵に決まってると思うんですよ。Asylum Pieceは、音楽であって、私が好きな二次元の作品そのものでもあると思う。私が知ってるもう一つの世界を音楽で表現してしまった。すごいものに出会ってしまった。私は、美少女ゲームをやる、のではなく、読むという表現が好きでよく使っているのだけど、Asylum Pieceも読むという表現がぴったりだと思う。ものすごく悪い夢を見て、また最初から同じ朝を迎える。7曲目を聞いて、1曲目を聞く。ああ、知ってる感覚だ。

長山香奈もすごいけど、青鷗さんも本当にすごい。もう語彙がなくてだめだけど、本当にすごいEPなので、みなさんもBad End盤→True End盤という順番でぜひ聞いてください。